文楽図書館 第二室


第一室にはいりきらなかった古いものを紹介します。
リンクをクリックすれば、amazonのページに直接とべます。
説明文は、amazonよりの転載です。



第一室 主として2000年以後の本を紹介します。
第二室 ここ。主として1999年以前の本を紹介します。
近松分室 硬軟とりまぜ、近松に関する本を紹介します。
CD分室 文楽を記録するCDを紹介します。
DVD分室 文楽を記録するDVDを紹介します。



浄瑠璃史の十八世紀

内山 美樹子
勉誠出版 1999/11

これまで古典としての浄瑠璃研究が、虚構の作意としてきた匿された時局の政治性、社会性が、生々しい新鮮な切り口を開けたことは、著者の独擅場となった。 こうした時局性については、浄瑠璃史の本拠となった大坂という、政治の中心の江戸から離れた地理的条件、また江戸に対する気慨、あるいは風土的人気なども 無視できぬとおもうが、資料を踏えた竹本、豊竹座の盛衰、竹田出雲流の人生観と並木宗輔の人生観の作意に現われた視点など、目の覚めるような論考が相次 ぐ。


伝統演劇を学ぶ――日本の文化を今に伝える能・狂言・歌舞伎・文楽の世界

京都造形芸術大学・京都造形芸術大編集、観世 栄夫・林 久美子・羽生 清・安曇野 径
角川書店 1999/06

能、狂言、歌舞伎、文楽。世阿弥、近松門左衛門、鶴屋南北。もっともっと身近に楽しみ、味わいたい、日本が世界に誇る伝統演劇の物語とその秘密。劇空間、役者と身体、名台詞と音曲の魅力をこの1冊で読む。


NHK日本の伝統芸能――歌舞伎/能・狂言/文楽/日本舞踊鑑賞入門

日本放送出版協会 1999/04


文楽の芸 (日本の芸シリーズ)

高木浩志
東京書籍 1998/12


文楽  声と音と響き

茂手木潔子
音楽之友社 1998/12

仏教の講式から義太夫節が生まれるまでの流れ、文楽の舞台に沿った音楽解説、音から楽しむ名曲鑑賞から成り、この種の本では初めての〈文楽の音楽〉解説書。著者による五線譜採譜の資料、楽器図版や舞台写真も掲載。


ザ・伝統芸能――歌舞伎・文楽・能・狂言・大衆芸能の入門書

文化庁
大蔵省印刷局 1998/10

歌舞伎・文楽・能・狂言・落語など伝統芸能をわかりやすく紹介する。楽しむ際に知っておきたいマナー、歴史、裏話などを写真をまじえて収録。巻末に入門方法と劇場案内つき。


日本の音楽と文楽

井野辺潔
和泉書院 1998/03

雑誌や新聞、パンフレットなどの既発表の日本音楽や文楽に関するエッセイを収録、また音楽的情報を豊富に盛り込みながら新しい感覚で説き明かした文楽のテキストを収める。


文楽(別冊太陽)

平凡社 1997/01


文楽・歌舞伎――日本古典芸能と現代

内山 美樹子, 志野 葉太郎
岩波書店 1996/04

現代に生きる文楽と歌舞伎の戦後の歩みをたどる。戦後復興を経てさまざまの苦難を切り抜け、古典芸術として生きる術を得た文楽、菊・吉劇団の活躍と世代交代、現在の歌舞伎人気の問題点までを語る。


吉永孝雄の私説 昭和の文楽

園田学園女子大学近松研究所 (編集), 青木 繁, 山田 和人
和泉書院 1995/05

寄席にその姿を見ない日はないと噂された希代の「文楽好き」が、初めて語った昭和文楽の苦闘の時代。四ツ橋文楽座の開場から国立文楽劇場設立に至るまで、生涯を通じて文楽をこよなく愛し、文楽普及のために奔走した吉永孝雄の聞書をもとに編集。


人形芝居と文楽

後藤静夫
小峰書店 1995/04

日本の伝統人形芝居の代表ともいえる文楽についてわかりやすく紹介。文楽劇場やその舞台裏、人形や小道具、演者、浄瑠璃について、代表作品とあわせて解説。400年近い歴史をもつ文楽のすべてがわかる。


歌舞伎・浄瑠璃・ことば

松崎 仁
八木書店 1994/07

著者が常に研究の基底におく、歌舞伎と浄瑠璃を二つの柱とし、近世演劇の展開の諸相を透徹した視座のもとに論究する。平易な文章で分かりやすく記述され、すべてが近世演劇研究の深化を牽引してきた論文。


文楽の女――吉田簑助の世界

山川静夫
淡交社 1994/03

文楽に登場する女たちは、みな哀しい美しさをたたえている。女方人形遣いの第一人者吉田簑助の舞台を通して、女たちの心根や生き様にふれながら、人形遣いの秘密、文楽の舞台の魅力を紹介する。


歌舞伎・浄瑠璃

諏訪 春雄
国書刊行会 1993/12

歌舞伎、浄瑠璃に関する戦後の膨大な研究文献の中から、なるべく新しい研究業績の論文を24編をとりあげて紹介する。


昭和の名人 豊竹山城少掾―魂をゆさぶる浄瑠璃

渡辺 保
新潮社 1993/09

近代浄瑠璃の完成者とされる山城少掾は、しかし一方で「古きに還す」ことをも主張した。“風”とはなにか。彼のはたした近代化とはなんだったのか。「太十」、「道明寺」、「寺子屋」など13の名曲に斬新な解釈をほどこしながら、その芸の本質に迫る。


文楽談義――語る・弾く・遣う

義太夫研究会
創元社 1993/08

近松にも凡作がある、横幕開けるにも間が大切、掛け声いろいろ、間・音・風・色等の伝統芸の深奥など、文楽技芸員がざっくばらんに語る。太夫・三味線・人形の三業が織りなす絶妙の芸の世界、その知られざる魅力を紹介する。


文楽 人形のこころ――河原久雄写真集

河原 久雄
講談社 1993/02

泣き、笑い、怒り、喜び、悲しむ人形たち。その凄絶なまでの美しさをとらえた写真集。


歌舞伎・能・文楽の世界

佐貫 百合人
ぺりかん社 1992/10

歌舞伎・能・文楽の歴史・現在をわかりやすく解説。舞台を身辺に感じさせ、その奥行を広げてくれる。演者の養成の実状も紹介。中村芝翫、観世栄夫、山本東次郎、竹本住大夫のほか、次代を担う若手にもインタビュー。


浄瑠璃の世界

阪口 弘之
世界思想社 1992/06

語り物から文楽に及ぶ歴史的追究と、芸態・様式・他ジャンルとの関わりからの照射を通して、浄瑠璃事情解明へむけて確かな内容を贈る。新研究の浄瑠璃。


頭巾かぶって五十年――文楽に生きて

吉田簑助
淡交社 1991/08

現代の文楽の女方を代表する簑助が、芸歴50年を機に、はじめて明かす半生記。そして、伝統と現代・人形遣いの知恵・女方の人形の型・文楽に生きる女たちなどをテーマに、簑助本人の体験をまじえて語る芸の話。


歌舞伎・浄瑠璃外題事典

野島 寿三郎
日外アソシエーツ 1991/07

歌舞伎狂言、浄瑠璃音曲などの作品が誰によって書かれ、いつ、どこで初演されたかといった事柄を手軽に調べることができる事典。各外題の下に別訓、通称、 別題、作者・作曲者・脚色者、初演年月・初演場所、典拠資料などを記載したほか、主要外題には梗概も付す。巻末には「通称ガイド」、作者ごとに外題を一覧 できる「人名索引」がある。近世文芸、芸能研究に便利な資料。


人形浄瑠璃舞台史

人形舞台史研究会
八木書店 1991/02


浄瑠璃史考説

井野辺 潔
風間書房 1991/01


人形浄瑠璃文楽――池田陽子写真集

池田陽子
講談社 1990/09


歌舞伎と操り浄瑠璃

和辻 哲郎
岩波書店 1990/08


文 楽

山田庄一
ぎょうせい 1990/02

世界の人形劇の中でもひときわ異彩を放つ人形浄瑠璃。義太夫・三味線・人形遣いが三位一体となり、美しい人形に豊かな感情を表現させ、独特な舞台芸術を形づくる。


文楽―そのエンチクロペデイ

水落 潔
新曜社 1989/03


文 楽

岩波書店編集部編集, 安原 仙三・三村 幸一<BR>
岩波書店 1988/11


人形浄瑠璃

ふじた あさや, 西山 三郎, 森田 拾史郎
大月書店 1988/11


織大夫夜話――文楽へのいざない

竹本 織大夫, 高木 浩志
東方出版 1988/07

文楽の正統派伝承者のひとり、織大夫のことばを通して、文楽をより深く楽しく味わう。


文楽――人形の魅力

吉田 玉五郎, 田結荘 哲治
大阪書籍 1986/08


かしら―人形浄瑠璃の首

斎藤 清二郎
岩崎美術社 1986/05


文楽の世界

権藤 芳一
講談社 1985/06


言うて暮しているうちに――文楽説き語り

竹本 住大夫, 和多田 勝
創元社 1985/04


文楽――写真集

後藤 勝一
集英社 1984/10


文楽人形図譜

宮尾 しげを
かのう書房 1984/03


文楽三代――竹本津大夫聞書

竹本 津大夫
大阪書籍 1984/01


人形浄瑠璃関係資料(抄)

景山 正隆
新典社 1982/04


文楽のすべて

高木 浩志
淡交社 1982/01


人形は生きている

中西 敬二郎
校倉書房 1980/11


文楽の人びと

バーバラ・C・足立
講談社インターナショナル 1978/05


文楽入門

山田 庄一
文研出版 1977/06


能・浄瑠璃・歌舞伎

山本 二郎, 徳江 元正
桜楓社 1976


文楽の人形

文楽協会
婦人画報社 1976


文楽――鑑賞のために

大鋸 時生, 三村 幸一
保育社 1975/10


文 楽

国立劇場
国立劇場事業部 1975/09


文楽への道――その見方・聞き方・味わい方

中西 敬二郎
早稲田大学出版部 1975


浄瑠璃史論考

祐田 善雄
中央公論社 1975


カラー 文楽の魅力

吉永 孝雄, 三村 幸一
淡交社 1974/01


文楽――人形の美学

森 晋六, 榎本 由喜雄, 山田 庄一, 林 嘉吉
毎日新聞社 1974


文楽のかしら

池田 陽子
芳賀書店 1974


文楽人形の演出

大西 重孝
大西重孝著作刊行会 大阪 中尾松泉堂 1974


文楽入門

高木 浩志
文芸春秋 1973


文 楽

土門 拳, 武智 鉄二, 田中 一光
駸々堂出版 1972


文楽人形の芸術

大西 重孝
演劇出版社 1968


図説文楽人形

宮尾 しげを
中林出版 1967


文楽・桐竹紋十郎

安藤 鶴夫, 金子 弘, 中西 敬二郎
求竜堂 1967


文楽のみかた

森 晋六
創思社 1965


文楽盛衰記

内海 繁太郎
新読書社 1964


文楽と淡路人形座

綿谷 雪
寧楽書房 1956


歌舞伎・文楽史話 (河出文庫)

河竹 繁俊
河出書房 1955


文楽の研究 (角川文庫)

三宅 周太郎
角川書店 1954


文楽の研究〈続〉 (角川文庫)

三宅 周太郎
角川書店 1954


文楽の鑑賞

山口 広一
畝傍書房 1944


歌舞伎と文楽

岡 鬼太郎
三田文学出版部 1943






〔HOME〕